小学校教員採用試験の倍率、2.6倍で最低更新

一昨日の日経新聞の記事によると、都道府県教育委員会などが2020年度に実施した公立小学校の教員採用試験(21年度採用)の競争倍率は、全国平均で前年度より0.1ポイント低い2.6倍となり3年連続で過去最低になったことが31日、文部科学省の調査で分かりました。なり手不足が進むことで、教員の質維持が難しくなるとも懸念されます。

中学校教員の競争率は19年度比0.7ポイント減の4.4倍となり、バブル景気で民間就職が好調だった1990年度試験に次いで過去2番目の低さでした。

高校は2019年度より0.5ポイント上昇して6.6倍でした。

競争倍率の低下が教育の質の低下につながることが危惧されます。

日経新聞2022年1月31日より引用