厚生労働省は6月 22 日、技術革新(AI 等)が進展する中での労使コミュニケーションに関する検討会の報告書を公表。
新技術の進展等により労働者の働き方や意識が多様化するなか、労使関係の不安定化を防ぎ、新技術等による生産性向上を実現するには、労使コミュニケーションの重要性がより強まると強調した。
コロナ禍ではテレワーク等の拡大でデジタル技術を活用したコミュニケーションが広がったが、対面等による従来のやり方に揺り戻す動きも見られることから、デジタルと対面等をバランスよく取り入れることが重要と言及。
また、労働者がSNS などに職場の不満等を書き込み、SNS 上で多くの共感を得ることで企業に対する社会的な批判が巻き起こるなどのリスクも課題として指摘した。