育休等の利用で男性の 26.2%がハラスメント経験

厚生労働省は4月 30 日、令和2年 10 月に実施した職場のハラスメントに関する実態調査報告書を公
表した。それによると、過去5年間に勤務先で育児に関する制度を利用しようとした男性労働者の26.2%
がハラスメントを経験していたことがわかった。

また、ハラスメントを受け 42.7%が育児休業の利用をあきらめたと回答。ハラスメントの内容は、上司による制度等の利用を阻害する言動が53.4%で最も多かった

調査は、勤務先の育児に関わる制度を利用しようとした男性労働者 500 名を対象に実施した。

妊娠・出産(本人または配偶者)の申し出をした労働者に対する個別の周知・意向確認の措置が令和4年4月1日施行の改正育児休業法で必要となります。