本日の日経新聞によるとみずほリサーチ&テクノロジーズは4日、最新の感染状況を基にした新型コロナウイルスの流行見通しを公表しました。1月以降に人流がコロナ前比で3割近く減っており、2月6日からの週(6~12日)には感染者数がピークを越えると試算しました。緊急事態宣言を発令しても感染を抑える効果は限定的と結論づけました。
今回は東京のデータですが、各都道府県によりピークが異なることが予測されます。
また、ピークを迎えたからといって感染拡大が収束した訳ではないので引き続き感染対策の徹底と新型コロナウイルスワクチンの早期接種が必要であることに変わりはないのではないかと思います。
なお、緊急事態宣言の発令は経済の状況を勘案しながら判断する必要がありますが、今回は、発令に見合う効果が得られないようです。

日経新聞2022年2月5日より引用