今日の日経新聞の記事によると、学級担任などを任されながらも「非正規」で働く臨時教員が全国で増えているとのことです。
正規教員の穴を埋めるための不安定な雇用で、ある教員の手取り収入は月19万円。
業務内容は正規教員と大きく変わらず、授業の準備やテスト採点などの合間を縫って教員採用試験の勉強に励む日々。臨時教員は全国に約4.4万人で関係者からは待遇改善を求める声が上がります。
同一労働同一賃金の視点からも今の制度に問題があり、それ以前に子どもの教育の質を改善するために非正規雇用の待遇改善が急務ではないかと思います。
また、日本は資源を持たない国なので、国は義務教育の重要性に鑑み、少なくとも各自治体で実施される義務教育の質が一定水準以上に保たれているかモニタリングして教育水準の質を保つように制度設計する責務があるのではないかと思います。
日経新聞電子版年1月23日より 引用