新規採用2022年問題 少子化の影響

本日の日経新聞によると、大卒年齢に相当する22歳人口が今年を境にぐっと減るとのことです。

これを「新規採用2022年問題」と呼びます。

せっかく採用した若手社員が辞めてしまわないよう、人事担当者の奮闘が続いています。

若手社員の悩みを察知し、不満の芽を早めに摘むことが離職防止には有効です。メンターなどの相談相手を任命する制度を取り入れる企業も増えています。

鍵はコミュニケーションです。昨今の若手は自己承認欲求が強いといわれます。

上司は仕事ぶりを高く評価しているのに、それを本人は受け取っていないケースもあります。仕事を部下に割り振るときも、その仕事の意義やなぜその仕事をその部下に任せるのかをきちんと説明していないので、若手は仕事に誇りを持てないのだと推察できます。

コミュニケーション不足を解消するには、少なくとも月1回、できれば隔週で30分~1時間ほど話す機会を持ち コミュニケーション の機会を無理やり作ることが重要になります。

部下に突然退職願を出される前に打つべき手は打っておく必要がありそうです。