一昨日の日経新聞の記事によると、厚生労働省は4月から、仕事と子育ての両立支援に積極的な企業を認定する「くるみん制度」を拡充し、不妊治療中の社員をサポートする企業向けの新たなマークを作ったとのことです。
社員の治療負担を軽減し、働きやすい環境を整備する狙い。企業は求人情報や商品にマークを使い、こうした姿勢をアピールできます。
愛称は「くるみんプラスマーク」でくるみん認定を受けている企業のうち、不妊治療に使える休暇制度やテレワーク、フレックスタイムといった柔軟な勤務制度を導入するなど、条件を満たせば付与されます。
くるみん制度は4月から男性社員の育休取得率の基準を引き上げ、新たに「トライくるみん」を追加しました。現行の「プラチナくるみん」「くるみん」と計3種類の中から、取り組み内容に応じたマークが付与されるようです。
中小企業にもこうした動きが広がり、日本全体で育児がしやすい環境の後押しをする風潮が高まることを期待します。
日経新聞2022年4月23日より引用