オンライン診療の報酬倍増5000円、高齢者施設療養で補助金支給

今日の日経新聞の記事によると、政府は新型コロナウイルス感染症で自宅療養する患者へのオンライン診療について、診療報酬の上乗せを従来の2倍の5000円に引き上げました。まん延防止等重点措置が適用されている地域が対象になります。

発熱外来であることを公表していたり、保健所からコロナ患者の健康観察の委託を受けていたりすることが上乗せの条件となります。

また高齢者施設で感染者が発生し、医療機関に入院せずに施設内で療養する場合に支給する補助金も引き上げ、1人あたり最大15万円から30万円とするとのことです。

医療機関が発熱外来であることの公表に消極的な中、オンライン診療の診療報酬の上乗せの条件に発熱外来であることの公表を入れて効果が上がるか疑問ではありますが、現場で働いている方の負担軽減に少しでもつながることを願います。

日経新聞2022年2月18日より引用