1月20付けの日経新聞の記事に新型コロナウイルス禍で在宅勤務など働く環境が変化し、転職を考える人が増えているとの記事がありました。キャリアアップの手段として転職を前向きに捉える傾向が強まり、新卒で入った会社に定年まで勤めることを美徳とする終身雇用時代の職業観は崩れつつあります。
リクルートが転職活動中の人を対象に21年3月に実施したアンケート調査によると、企業に応募する際に重視する項目は「やりたいことを仕事にできる」が56%と最多で、「給料水準が高い」(47%)など待遇面を上回まわりました。
コロナ禍で転職者数は減少していますが、転職希望者が増加しているので今後コロナが収束したら、いずれ増加に転じることが予想されます。
企業は、いかに従業員にやりがいのある魅力のある仕事を提供し続けることができるかが、人材をつなぎとめるカギとなりそうです。
日経新聞2022年1月20日より引用