オミクロン、東京で市中感染

新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の市中感染が広がっている。東京都は24日、市中感染が都内で初めて確認されたと発表した。都内の医療機関に勤める50代男性医師で、海外渡航歴がなく感染経路も不明だという。京都、大阪でも新たな感染者が確認され、市中感染は国内累計10人となった。

小池百合子知事は同日の記者会見で「検査体制を強化し、早期の診療や隔離につなげることが重要だ」と述べた。医師には家族ら5人の濃厚接触者がおり、PCR検査の結果は全員陰性という。

京都府は24日、府内在住の3人がオミクロン型に感染したと発表した。いずれも海外渡航歴はなく感染経路も不明なため、西脇隆俊知事は市中感染との認識を示した。

大阪府ではすでに市中感染が判明した3人の家族で、未就学の女児の感染が24日わかった。厚生労働省によると、市中や空港検疫を含む国内全体の感染者は23日時点で200人にのぼる。

日経新聞電子版2022年12月25日より引用

東京都でもオミクロン型が確認されました。市中感染で感染経路が不明のためこれから首都圏でも感染者が増加するものと思われます。

一方で米メルク製の飲み薬「モルヌピラビル」が日本でも承認されました。

飲み薬が市中に出回り、自宅療養の患者が入手できれば、オミクロン株に対する恐怖が和らぐかと思います。