オミクロン型8人感染確認 

木原誠二官房副長官は10日の記者会見で、新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」について国内で8人の感染を確認したと明らかにした。入国時や入国後の待機施設での検査で陽性となり、国立感染症研究所のゲノム解析でオミクロン型だとわかった。

国内での感染者は計12人となった。これまで感染者の入国を確認した成田空港と羽田空港のほか、関西国際空港でも初めて見つかった。感染者は11月28日から12月7日に到着した10歳未満~60代の男女8人で、医療機関で療養している。

滞在国はナミビアが2人、米国が2人、モザンビークが1人、コンゴ民主共和国が3人で、8人が利用した合計5便の乗客を濃厚接触者とみなす。

10日時点では5人が無症状で、3人には発熱などの症状がある。10歳未満の1人をのぞいてワクチンは2回接種済みだった。8人のうちナミビアからの2人は国内1例目の濃厚接触者で、入国時には陰性だったが待機期間に受けた検査で陽性になった。

オミクロン型の感染者数が増加しています。政府が水際対策を強化していますので、国内での感染者数がおさえられていますが、報道発表前、水際対策を強化する前に既に日本に入り込んでいる可能性もありますので、引き続きできる範囲で、予防策を講じることが大切だと思います。

また、海外、国内におけるオミクロン型を含む新型コロナウイルスの感染状況には注意を払っていこうかと思います。

日経新聞電子版2021年12月11日より引用