厚生労働省は9月 27 日、雇用と福祉の分野横断的な基礎的知識・スキルを付与する研修の構築に関する作業部会の初会合を開いた。
部会は、障害者就労を支える人材育成のために導入する「基礎的研修」について、カリキュラム内容や研修実施体制などを検討し、年度内に議論を整理する。
雇用・福祉施策の分野横断的な知識やスキルを養う研修の必要性が指摘された同省の検討会報告書に基づき設置されたもので、基礎的研修は障害者就業・生活支援センターの就業支援担当者やジョブコーチ、就労定着支援員などの受講を必須とする方向で検討を進める。