男性の育児休業取得率 12.65%で過去最高を更新

厚生労働省は7月 30 日、令和2年度雇用均等基本調査結果を公表した。

育児休業を取得した男性は前年度から 5.17 ポイント上昇して 12.65%となり、過去最高を更新した。

ただ、約3割(28.33%)は取得期間が5日未満となっており、短期間の取得が少なくない。

他方、調査は多様な正社員制度の導入状況も確認した。

導入している事業所は 28.6%で、前年度(28.2%)から横ばい。

ジョブ型雇用として注目される職種・職務限定正社員制度は 11.0%の事業所が導入していた。

調査は労働者5人以上の 6,291 事業所を対象に実施、3,591 事業所の回答を得た。