障害者雇用の取組 奈良県の事例

奈良県は障害者雇用率が全国トップであるが、その県と国が構築した仕組が功を奏しているようだ。

県と労働局「障害者はたらく応援団なら」を14年に共同で立ち上げ、雇用に熱心な地元企業などを登録する仕組みをつくり上げ、県独自のコーディネーターを介して障害者と企業の接点を増やし、各社の経験や課題を共有するなど関係強化に努めた。

当初20社だった登録企業は55社になり、実習は年平均170件超と発足前の12年度の3倍になり、220人以上を社会に送り出した。