中国製ワクチンの有効性への懸念

中国製ワクチンの有効性への疑念がある。

南米チリやインド洋の島国セーシェルのように中国製ワクチンを積極活用した国では、接種完了率が高まっても高水準の新規感染が続いたケースが目立った。

英医療調査会社エアフィニティの集計では、各国が確保済みのワクチンのうち約4割が、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)や中国医薬集団(シノファーム)など中国製だ。チリやタイなどは中国製ワクチンの接種完了者を対象に欧米製ワクチンの追加接種を実施している。