職場で感染リスクを感じている労働者は約6割

労働政策研究・研修機構は7月9日、新型コロナウイルスによる雇用・就業への影響等に関する調査結果を公表した。

それによると、コロナ禍において約6割(61.1%)の労働者が職場で感染リスクを感じていることがわかった。業種別に見ると、「医療業」が約8割(79.9%)と最も高く、次いで介護関係の「社会保険・社会福祉・介護事業」が 72.8%洗濯や理容・美容業などの「生活関連サービス業」が 69.7%「小売業」が 66.0%と続いた。他方、通勤中に感染リスクを感じた労働者は 45.4%だった。調査は令和3年2月~3月にインターネットで実施し、2万件の有効サンプルを得た。