政府は6月 11 日、令和3年版少子化社会対策白書を閣議決定した。
白書は少子化対策における新型コロナの影響について、婚姻件数及び妊娠届出数に減少傾向が見られ、出生数にも令和2年 12 月頃から影響が出始めていると分析。
厚生労働省が6月4日に公表した令和2年人口動態統計月報年計によると、出生数は 84 万 832 人で過去最少を更新。婚姻件数も52 万 5,490 組で戦後最少となることがわかった。
白書は新型コロナが結婚・子育て世代に与える影響を注視し、不安に寄り添いながら、安心して結婚、妊娠・出産、子育てができる環境整備を求めている。