ものづくりの DX、ノウハウや人材不足等が課題

労働政策研究・研修機構は5月 21 日、ものづくり産業における DX に対応した人材の確保・育成や働き方に関する調査結果を公表した。

従業員 30 人以上のものづくり企業2万社を対象として令和2年12 月に実施したもので、回答を得た 3,679 社のうち半数を超える 1,988 社(54.0%)がデジタル技術を活用していると回答

だが、技術導入にかかるノウハウの不足(53.2%)や予算の不足(42.6%)、先導的役割を果たすことのできる人材の不足(47.9%)などの課題も抱えていることがわかった。

人材の確保に向けて実施していることには、既存の人材に対してデジタル技術に関連した研修・教育訓練を行う(48.6%)、中途採用(27.7%)などが多かった