厚生労働省は4月 14 日、労働者の自律的・主体的なキャリア形成の促進に向けて、年内を目途に「リ
カレントガイドライン」(仮称)の策定に向けた検討に着手する方針を示した。
規制改革推進会議のワーキング・グループにおいて、委員の質問に回答した。ガイドラインでは、教育訓練やキャリアコンサルティングの実施など、人材育成に係る基本方針を明示するとともに、労働者の自発性等を重視した配置、教育訓練休暇の付与・取得促進など労使が取り組む事項を体系的に提示する考え。職業人生が長期化するなか、労働者自らキャリアの形成や転換を図ることを可能とするしくみの構築をめざす。