ウーバーイーツ書類送検

料理宅配サービス最大手の「ウーバーイーツ」の日本法人(東京・港)と同社幹部ら2人が22日、不法在留の外国人を働かせたとして書類送検されました。

同社はこれまで配達員は個人事業主であるとして、十分な労務管理を行ってきませんでした。

日本での在留期間を過ぎたベトナム人2人を配達に従事させ、不法就労を助長した入管難民法違反の疑いとのことです。

当時、配達員として登録する外国人には身分証の画像などを送らせ在留期間を確認していたが、他人の身分証を使った登録が頻発し不法就労につながったようですが、現在は、外国人配達員の登録には本人確認書類の持参を求めているということです。

上図のとおり、ウーバーイーツは配達員を個人事業主としており、本来、配達員を雇用した場合に発生する、経費を負担していないこととなります。

今回は、不法就労を助長した入管難民法違反の疑いで業者が書類送検されましたが、これから益々ギグワーカーと呼ばれる個人事業主が増加することが想定され、個人事業主と業者とのトラブル増加が見込まれることから、早急な法整備が必要と考えられます。