事業再構築補助金を支援しての感想

おはようございます。

4月末までの締め切りの事業再構築補助金申請を無事1社完了しました。

私のブログをお読みの皆様にフィードバックいたします。

補助金申請は初めての経験でしたので非常に勉強になりました。

事業再構築補助金を支援しての感想

難しかった点

  • 新制度のため事業計画書の作成例がなく、ものづくり補助金の事例をアレンジして作成したこと
  • 制度の詳細がなかなか決まらなかったこと
  • 制度の詳細が決まっても要件などが一部変更となったこと
  • 申請段階でシステムトラブルなどで混乱が生じたこと

良かった点

  • 事業スキームを他の中小企業診断士と練って当初案から変更して企業様に提案できたこと
  • 社長の思いをくみ取り事業計画に反映できたこと
  • サラリーマンとして勤めながら、新分野に展開する企業様のお役に立てたこと
  • 補助金申請のスキルが身についたこと

今後の企業経営について

中小企業庁の年間予算は通常1,000億円ですが、事業再構築補助金の予算規模は補正で1兆円規模と通常の10倍の予算が充てられています。

一方で、コロナで事業を休業せざるを得ない企業に対する補助金は徐々に縮小する傾向にあります。

すなわち、国は旧態依然と労働生産性が低く、新しい事業にチャレンジしない企業の補助金を打ち切り、新しい事業にチャレンジする企業には大盤振る舞いの補助金を出す傾向にあるといえます。

今後は、中小企業はより経営の視点が重視され、親会社や補助金に頼らずに自律した経営することが求められていく時代になっていくと思われます。